GならぬS

さてと、夕飯を作り始めるか。

今日は冷しゃぶ。

まずは野菜を茹でよう。


なんか手にゴミが付いて……


イィいィやあア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!


叫び声と同時に泣き喚き手を振る。

その阿鼻叫喚を見た瞬間に

夫は素早くティッシュを取り

「どこ!?やっつけたよ!もう大丈夫!」

と言い、泣く私の頭を撫でてくれる。


「Gは平気だけどSは無理!!!!!」


「蜘蛛のことSって言うのあなただけだよ笑」

「あとあなたも俺もイニシャルSだから」

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