第21話新人

朝から、山雲から電話で友達君とはバディー解消で新人刑事をよこすと言われて電話が切れた。


ボーッとした頭で早起きユーちゃんの朝食を食べて家を出た。

 

公園に着く前に復讐ピエロから電話があり【マー君おはよう。今日から新人刑事と組まされたらしいね。気をつけてね。俺からのプレゼントかもしれないから。】


公園に行くとメガネをかけたリクルート服に高いヒールを履いた、女の子が空を見たり手帳になにやら書いていた。 

 

マー君は、何も話さないでベンチに座った。


「マー君でしょうか?」


「うん。でさ、何でスーツ?」


「家が貧乏なので他はジャージしかありません。」


ユーちゃんに頼んで動きやすいけど威厳のある服装にコーディネートしてもらうかな。


「パトロールに行こうか?」


マー君は、交番にある原付きバイクに乗った。


「あのさ、何て名前だっけ?」


「はい!水原幸子です。」


うちのばあちゃんと同じ名前じゃん。


「じゃあ、さっちゃんね。でさ、何で自転車?」


「免許持ってないんで。」


「マジで?普通、警官、しかも刑事‥。」


まぁ、良いか。


パトロールが、終わると交番で即席ラーメンをマー君は食べていた。


さっちゃんは、何も食べない。


「初任給が、入るまで俺が奢るから。」


「ありがとうございます!しかし、食べなくても大丈夫です。」


「さっきからお腹が鳴ってるよ。集中してご飯が食べれない。」


一万円をさっちゃんに渡した。


「初任給が入ったら即返します。」


とさっちゃんはコンビニに向かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る