第11話50万円

「ただいま。」

 

「おかえりマー君。」


ユーちゃんは、エプロン姿で向かえてくれた。


マー君は、ソファーに座って眠りそうになった。


「はい。カレーライス。」


「やったー!」


カレーライスを食べ終えてマー君は、「ユーちゃん臨時収入」と50万円を渡した。


「お疲れ様。」


ユーちゃんは、次の日、50万円銀行に預金した。


マー君と旅行したいなとユーちゃんは思っていた。


公園で、マー君と友達君は昼ごはんを食べていた。


「マー君さぁ、50万円で何に使う?」


「ユーちゃんに全部渡した。」


「マジで?」


「うん。」


「てかさ、EDの治療費に使えば?」


マー君は、何も応えなかった。


「友達君はさ、セックスレス治療したら?」


「だよな。奥さんに拒否されてるんだよ。俺の何が悪いんだよ。」


「50万円、渡さないないで風俗ばかり行ってるからじゃない?」


友達君は、黙ってしまった。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る