SFでよく見かけるサブジャンル

さて、一口にSFと言ってもサブジャンルは多種多様である。


■サイバーパンク


 にサイバーパンク2077が発売され、昨今インディーズゲーム含めゲームの中でも割と地位を得ているような気がする。

 分かりやすい作品で言えば、攻殻機動隊が有名だろう。

 人体改造(サイボーグ化)や意識をネットワークへ接続する電脳化が当たり前になっている世界だ。

 またどこか排他的であり、思想や思考がぶつかり合う世界感だろう。


■スチームパンク


 電気の代わりに蒸気技術が発達した世界だ。

 蒸気というだけあり、18世紀ごろのヴィクトリア朝の世界観が多く、日本では明治時代にあたる。「サクラ大戦」や「スチームボーイ」などを思い浮かべる人間も多いだろう。

 電気ではなく蒸気機関がそのまま発達したら? というあり得ない未来を描いたのがスチームパンクとなる。


■スペースオペラ


 宇宙戦争、惑星間の移動や異星人との交流……といった宇宙という広大な世界を舞台にするジャンルである。

 スターウォーズ、スタートレックなど、アメリカの名だたる作品はこちらに該当する。


■ポストアポカリプスとディストピア


 よく勘違いされるのだが、ポストアポカリプスとディストピアは似て非なるジャンルである。


 ポストアポカリプス……北斗の拳やマッドマックスなど、何等かの理由(戦争、天災)などによりライフラインや文明が崩壊した世界。


 ディストピア……メトロポリスなど、表面上は理想社会だが、完璧に管理された価値観の強制や、生命の誕生まで管理された体制、極端に制限された自由といった世界。


 なのである。

 前者は自由はあるが、統制されていない世界

 後者は統制されているが、自由はない世界


 と覚えると楽かもしれない。

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