2022/08/25 働き始め
昨日元職場から下山してきたので、
今日から新しい職場へ。
実は先週末にちょろっと行ってたんだけど、しっかりシフトに入るのは今日が最初になる。
だいたい週二十時間勤務って言われていて、実際どんな感じなのかな、と思ってたけど、一日三、四時間+週四、五日ぐらいのペースでびっくりした。
前職は一日十二時間ぐらい働いてたからなあ。
そのぶん収入減るのでは? っている問いには「その通り」と答えるほかないのだけれど、
じっさい他の人からそんな心配をされたとき、転職するとき、お金のことなにも考えてなかったことに気がついた。
そもそも前職は正社員ってこともあっていろいろ心を病むことが多くて。
人から「それって鬱だよ」と言われる程度には心を壊してたので。
とにかく休もう、と思って辞めて。
家でゴロゴロできる時間はあまりなかったけれど、実家の手伝いをしながら
ゆるゆる生活をして。
毎日小説や日記を投稿できたり、製本ができたり、だんだん自分が回復してきていることを感じられてうれしかった。
生活費も、家の手伝いをすることで実家にお金を入れることは免除されていて、
もちろん家賃も光熱費もなく。
三年間働くだけ働いて、手つかずの口座を切り崩すこともなく。
だいぶ恵まれた休みを過ごせていたと思う。
そんなこんなで、お金の心配がなかったから何も考えてなかった(笑)
お金を稼がなくちゃいけない、って意識がなくて、
そこに幸せの定義を任せていないというか。
「自分が好きなことをできるのが第一」
なのが、病み上がりの感覚なのかなあ。
今日は、この間の出勤でフードメニューの作り方を叩きこまれた(実際に作ってないから作れるかはわからない)ので、次の段階としてドリンクメニューの作り方を教わった。
前半でとりあえずすべてのメニューをさらって、後半はコーヒーの淹れ方を学ぶ。
我が家は紅茶派だからあまりコーヒーを淹れる機会はなかったのだけれど、やってみるとこれが楽しい。
店長さんがつきっきりで教えてくれて、そのときにポットの持ち方を見て「すごく安定してるね」と言われて、
ふと見てみると、前職でポットを持つときの仕草そのままのことをしていて、笑ってしまった。
前職のときに使ってた、レストランに置くお茶のポットとコーヒーにお湯を注ぐポットの形状がまったく一緒で、
レストランのときに「傾けるとお茶がこぼれる……。」と意識して取っ手の下のほうを持つようにしていて。
その持ち方、そのまんまコーヒーにお湯注いでた。
確かに、慣れ親しんだ持ち方だし、安定するのも納得だった。
でも、あれだけ三年間特に成長も進展もなかった、苦痛の塊みたいな時間だった前職がこんなところで役に立つんだなあ、とも思った。
や、接客は変わらないからお客さんに飲み物持ってく時とかなにも研修せずにすっとできたり、洗い物とかすっとできたのは完全に前職のおかげなんだけれども。
初めてのコーヒーの淹れ方だったけど、店長さんからは「飲みやすい」と言われて、実際お客さんにも出せて、ちょっと嬉しくなった初日だった。
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