第51話 魅井 光 ルル

「ルルと呼ばれてるのか。」

ルルは魅井の隣にいる。

ルルはうなずく。

「そうか。ルル。光のことは好きか?」

光は魅井の方へ来る。

「魅井お姉ちゃん。連れてこられたんだーあの魅井お姉ちゃんがなー」

「七先輩に連れてこられた。迷惑な話だ」

「そんなこと言わないでー。うれしそうだよ。七お姉ちゃんは意外とだいたーん」

「ふん。あんな人間」

「まあまあー。魅井お姉ちゃん。七お姉ちゃんは自分を鍛えてるんだってー。お邪魔しに行こう!」

「邪魔をするのか?お前は」

「お邪魔するのー」

行ってしまう。

_____________

トレーニング中の七へと光は声をかける。

「七お姉ちゃん!」

「あ。光さん。何ですか?」

「えへへー。あのねー。お邪魔しに来たの」

魅井は後ろで言う。

「邪魔をしにきた。七先輩ー」

魅井は笑う。

「と、いうことで。七先輩へ攻撃を向ける」

七は驚く。

「何でですか!?」

光の力である結晶が飛んできて。

魅井の紫と銀の玉を飛ばす。

七はあわてて逃げる。

「な、人に向けるな。危険です!よ!」

光は応援する。

「頑張れがんばれー七お姉ちゃん!」

魅井は静かに言う。

「七先輩。どうする?」

七はとにかく体を動かす。

避ける。

動かす。

膝を曲げて、避けて避ける。

「うわあああです!!」

体力、回避力が上がっていく。

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