バトル2:手の幻衝怪
チャプター1
俺は、目を覚ました。包帯だらけで。
「俺は、どうしてここに?」
そこへ、天衣と烈香がやって来た。
「激。怪我。大丈夫?」
「ああ。どうにかな。痛ててっ。」
「駄目だよ。火の竜巻とかまいたちと地震と圧し潰しを同時に喰らったんだから。」
「理解った。理解った。」
「激。ピザを買って来たんだけど、食べる? かなりでかいけど。」
「ピザか。久しぶりだな。」
「って言うけど、毎日、ピザを食べていない? あやしい。」
「烈香。そんな顔をするな。」
「てへへっ。御免。」
俺達は、ピザを食べ始めた。
「うまいな、このピザ。」
「本当、おいしいね。」
「私も食べるの初めてなんだ。」
チャプター2
しばらくすると、俺の携帯が鳴った。
「もしもし、こちら、激。」
電話をしてきたのは、課長だった。
「激。テズルモズルが、お前宛にメールを送信して来たぞ。」
「どんな内容ですか?」
「出て来なければ、ビル街を爆破すると。」
「理解りました。で、場所は?」
「東京駅周辺だ。急いでくれ。」
「了解。天衣と烈香は、ここで待って入れくれ。今日中には、戻るから。」
俺は、包帯を取ってから、走りながら外へ向かった。
「東京駅か。かなり遠いな。電車も無いし、どうすっか?」
俺は、とりあえず、署へ向かった。
チャプター3
しばらくすると、俺の携帯が鳴った。
「もしもし、こちら、激。」
電話をしてきたのは、課長だった。
「激。テズルモズルが、お前宛にメールを送信して来たぞ。」
「どんな内容ですか?」
「出て来なければ、ビル街を爆破すると。」
「理解りました。で、場所は?」
「東京駅周辺だ。急いでくれ。」
「了解。天衣と烈香は、ここで待って入れくれ。今日中には、戻るから。」
俺は、包帯を取ってから、走りながら外へ向かった。
「東京駅か。かなり遠いな。電車も無いし、どうすっか?」
俺は、とりあえず、署へ向かった。
チャプター4
その頃、俺は、東京駅周辺を巡回しながら、幻衝怪を捜していた。
その時、地下鉄の駅から大勢の人達が騒ぎながら、出て来た。
「ウワーッ。キャーッ。」
「何だ、何が起きたんだ?」
俺は、地下鉄の駅へと降りて行った。
「誰も居ないのか。」
俺は、線路に降りて、道なりに進んで走って行った。
しばらく進むと、橋へ出た。
チャプター5
そこには、テズルモズルが居た。
「見つけたぞ。テズルモズル。」
「幻衝怪退治課の刑事か。よく来たな。決着をつけるぞ。握幻衝。」
テズルモズルは、巨大な手に化けて、俺を握った。
俺は、アークソードで斬り裂いた。
「ウワーッ。これじゃ、技が使えない。」
「アークレーザー。アークソード。斬幻衝。アークスライディング。」
俺は、テズルモズルを狙撃しながら、真っ二つにした。
「ギャーッ。」
テズルモズルは、爆発して消え去った。
「後三人か。」
チャプター6
俺は、駅のホームへ向かった。
「駅名が無い? 何々、完成まであと10日? 本当かよ。」
俺は、肩を落としながら去って行った。
その頃、明一は、無人となっているホテルを調べていた。
「何で、誰も居らんのやろう?」
明一は、一部屋づつ調べて行った。
「この部屋は、異常無し。」
「この部屋は、・・・。う、上が無い。」
明一は、寒気を感じた。
「嘘や。信じられへん。人間には、こない事、出来る訳がない。」
チャプター7
そこへ、何者かがやって来た。
「フフフッ。そうね。」
「誰や? 誰か居るんか?」
やって来たのは、リーチであった。
「推理が早いわね。」
「何で、首から上が?」
「私。もともと無いのよ。今回は、見逃してあげる。睡幻衝。」
リーチは、明一を眠らせてから、ホテルの窓ガラスを割って、飛び去った。
そこへ、鈴がやって来た。
「明一。起きて。」
チャプター8
明一は、目を覚ました。
「あ、鈴か。済まん。」
「こんな事が出来るのは、首無し吸血幻衝怪「リーチ」しか居ない。」
明一は、驚いて、腰を抜かした。
「な、何やて? あいつは、首無しの吸血鬼だったんかい。」
「そうよ。一端、戻りましょう。」
明一と鈴は、署へ戻って行った。
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