ストーリー6:稲荷の爪
チャプター1
俺は、署でメールを打っていた。
「送信と。後は、メールの受信とセキュリティーの更新だけだな。」
そこへ、明一がやって来た。
「セキュリティーの更新なら、わいがやっといたで。お昼をまだ食べとらんのは、お前だけやぞ。」
「理解っているさ。ピザまんだけで済ませる。何といっても、俺は、ピザ好きだからな。」
俺は、ピザまん五個で昼食を済ませた。
飲み物は、コーヒーで。
「毎食ピザ、毎食ピザって、よくそんなに食えるな。」
「気にするな。明一。ピザのバイキングをやっている店に行くか?」
「やめておく。もしかして、その店って、ピザしか無いんか?」
「ああ。ピザのみの店だ。うまいぞ。」
チャプター2
そこへ、美佐がやって来た。
「激。依頼人が来ているわよ。」
「理解った。あの人か。」
美佐が連れて来たのは、人間ではなく、妖怪の天狗であった。
「それで、何を依頼に?」
「はい。幻衝怪「天狗」が、我ら天狗の宝である稲荷の爪を手にはめて、何処かへ
行ってしまったのです。」
「その稲荷の爪というのは、何だ?」
「九尾様から受け取った物です。」
「理解った。その爪を取り返せば、良いのか。任せてくれ。」
チャプター3
俺は、パトガーに乗った。
「ここにも居ない。一体何処に?」
俺は、パトガーを地上へ降ろした。
「ここなら居るような気がする。」
チャプター4
降りた場所は、海岸であった。
「ここか。ん、あいつは?」
「よく来たな。私の名は、幻衝怪「天狗」。この爪で裂いてやろう。」
天狗は、爪で俺を斬りまくった。
「ウワーッ。風幻衝。」
俺は、風を想像して術を放った。
「ウワーッ。でも、これで終わりだ。旋幻衝。乱幻衝。斬幻衝。おりゃーっ。」
天狗は、竜巻に姿を変えて、俺を勢い良く斬りまくった。
「ウワーッ。あの爪を何とかしないと。」
俺は、気絶して倒れた。
「これで止めだ。喰らえ。」
そこへ、シャーサがやって来た。
「天狗。激は、私が倒すから、帰って。」
「理解りました。それでは。」
天狗は、空の彼方へ飛び去った。
チャプター5
降りた場所は、海岸であった。
「ここか。ん、あいつは?」
「よく来たな。私の名は、幻衝怪「天狗」。この爪で裂いてやろう。」
天狗は、爪で俺を斬りまくった。
「ウワーッ。風幻衝。」
俺は、風を想像して術を放った。
「ウワーッ。でも、これで終わりだ。旋幻衝。乱幻衝。斬幻衝。おりゃーっ。」
天狗は、竜巻に姿を変えて、俺を勢い良く斬りまくった。
「ウワーッ。あの爪を何とかしないと。」
俺は、気絶して倒れた。
「これで止めだ。喰らえ。」
そこへ、シャーサがやって来た。
「天狗。激は、私が倒すから、帰って。」
「理解りました。それでは。」
天狗は、空の彼方へ飛び去った。
チャプター6
降りた場所は、海岸であった。
「ここか。ん、あいつは?」
「よく来たな。私の名は、幻衝怪「天狗」。この爪で裂いてやろう。」
天狗は、爪で俺を斬りまくった。
「ウワーッ。風幻衝。」
俺は、風を想像して術を放った。
「ウワーッ。でも、これで終わりだ。旋幻衝。乱幻衝。斬幻衝。おりゃーっ。」
天狗は、竜巻に姿を変えて、俺を勢い良く斬りまくった。
「ウワーッ。あの爪を何とかしないと。」
俺は、気絶して倒れた。
「これで止めだ。喰らえ。」
そこへ、シャーサがやって来た。
「天狗。激は、私が倒すから、帰って。」
「理解りました。それでは。」
天狗は、空の彼方へ飛び去った。
チャプター7
「えっ? はい。(心の中:今なら・・・。)」
だが、刹奈には、出来なかった。
「どうして、攻撃出来ないの? うーっ。」
俺は、拳や蹴りで、次々とマンドレイカー達を倒していった。
「キエーッ。」
「今回は、この辺で済ませてやる。」
レイドは、消えるように去って行った。
チャプター8
「ピザでも食うか?」
「ピザって何ですか?」
「仕方ない。食べてみれば理解る。おごってやるよ。この近くに。」
俺達は、ピザ屋へ向かった。
「ここだ。早く行こうぜ。
「うん。楽しみ。へへへっ。」
チャプター9
俺達は、ピザ屋へ入った。
「ここのピザは、なかなかいけているらしいぞ。」
「おススメのピザ?」
「いらっしゃいませ。ご注文は?」
「それじゃ、ピギャーッを二つ。」
「かしこまりました。」
「ピギャーッ? 何で、こんな名前に?」
「この店の料理長が、理由は、理解らないが、突然、ピギャーッって叫んだらしい。
その時、思いついたのが、このピギャーッだ。」
「変な話。でも、おかしいですね。」
刹奈は、クスッと笑った。
「お待たせ致しました。当店自慢のピザ。ピギャーッでございます。」
チャプター10
俺達は、食事と支払いを済ませた後、遊園地へ向かった。
「あれに乗ってみるか?」
「嫌っ。絶対に嫌っ。怖そう。」
「やっぱり、絶叫系は、駄目か。」
「でも、激と一緒なら。」
俺達は、その謎の絶叫マシンとやらに乗ってみた。
チャプター11
三分後、俺達は、へとへとになっていた。
「うへーっ。気持ち悪い。吐きそう。」
「御免な。俺も、気持ち悪い。」
俺達は、ベンチに座った。
「ジュースでも買ってくるから。」
「理解った。ここで待ってるね。」
チャプター12
俺は、売店へ向かった。
そこへ、天狗がやって来て、遊園地を破壊し始めた。
「ウワーッ。キャーッ。」
「幻衝怪天狗。止めろ。」
「クククッ。この爪がある限り、お前に勝ち目は無い。」
チャプター13
そこへ、刹奈がやって来た。
「激。この爪は、あなたが持つべき物よ。」
刹奈は、天狗から稲荷の爪を盗んで、俺に手渡した。
「刹奈。ありがとう。いくぜ。」
俺は、稲荷の爪を右手に装着した。
すると、稲荷の爪は、黄金の光を放って、アークフィストに変化した。
「アークフィスト。斬幻衝。アークグランドパイニッシャー。おりゃーっ。」
俺は、天狗を一刀両断した。
「ギャーッ。幻衝怪「大百足」よ。我が怒りを奴に見せつけてやれ。」
天狗は、爆発して消え去った。
チャプター14
しばらくすると、大地が裂けて、割れ目から、百足の姿をした巨大幻衝怪「大百足」が出現し、
街を破壊し始めた。
「キエーッ。」
「ウワーッ。キャーッ。」
「召幻衝。アークテリオン。」
俺は、召喚したアークテリオンに飛び乗った。
「アークモード。」
俺は、アークテリオンを人型に変形させた。
「アークフリート見参。」
大百足は、アークフリートを締め付けてから、莫大な幻衝力を全身から放った。
「ウワーッ。これじゃ、動けないぜ。」
「私一人では、手も足も出せない。」
チャプター15
そこへ、神獣の麒麟に似ている姿のアークジラフがやって来た。
「アークテリオン。じっとしててね。アークショックランサー。」
アークジラフは、大百足を浄化した。
「キエーッ。」
大百足は、毒ガスを吐き出した。
「ゲホゲホ。毒ガスか。拳幻衝。アークセイントドライブ。」
アークフリートは、大百足に拳を決めた。
「グウーッ。」
大百足は、爆発して消え去った。
チャプター16
その頃、真は、ステーキを食べていた。
「くっ。どうやら、また負けたようだな。しかし、ラークとシャーサの謎は、まだ残っている。
クククッ。シャーサの奴が人間に恋をするとは、意外だったな。」
そこへ、レイドがやって来た。
「真様。大勢の首領達が集まるパーティーに参加せよと滅様がおっしゃっていました。」
「そうか。それで、場所は?」
「破斬 照駅近くのビルの最上階でございます。来年の一月ですが・・・。」
「理解った。一月か。クククッ。幻衝兵器「ヤマオロシ」が作れる。レイド、でかしたぞ。」
真は、急ぎ足で去って行った。
「ヤマオロシって何だ? 理解らないぞ。」
レイドは、両手で頭をかいた。
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