無意味な応酬

 私の親はあくまでも自分の要求しか言わず、自分たちが最初に用意した計画を無理にでも突き通そうとする。私が「それはできない」とか「こうしたい」と言っても最終的に私が根負けするまで私の言うことは無視し、私が従ったら「」というふうに事実を書き換えて認識するというちょっと怖い人だ。


 以前、晩ごはんに餃子を作ってくれたことがあったのだが、私が体の調子が悪いのでいらないというと、

「食べてよ」

 の一点張りで聞かない。

「いや、だから体の調子が悪い」

「せっかく作ったんだから食べてよ」

 こういうやりとりを5回ぐらい繰り返したが聞く耳を持たず、しぶしぶ食べた結果腹を壊した。

 後で「調餃子を出すのが悪い(別に私は餃子が嫌いなわけではない)」と言ってものか、自分が責められているということしか理解できないのか「親の愛が分からないのか」とか言って怒りだしてしまう。そういうことじゃないんだよなぁ……。

 そういう気質が顎関節症関連でも遺憾なく発揮され、(私の)症状がものすごく悪化したのだが、まあこれも私が悪いという認識になっているのだろう。


例 顎関節症で顎が痛いから話せないと言っても、普通に話しかけてくる。私が返事をせずとも会話を続行しようとする。

 「顎が痛いから話せないし、返事もできない」と顎の調子がいいときに何度も伝えたりもしたが、「どうして話してくれないの? 親が嫌いだって言ってるの?」みたいな感じになってしまう。いや、そうじゃないんだよなぁ……。ホント勘弁してくれ。


 ここまで読んで「イヤなら独り暮らししろよ」とおっしゃる方もいらっしゃるだろう。

 繰り返すが、精神病だと一人で生活するのは結構厳しいのだ。以前仕事をして一人暮らしをしたこともあったが、仕事は愚かまともに買い物すらできず(精神病の症状がひどく、自分が食べ物の買い物をしたことを忘れて一日に五回も買い物したりしていた)詰んだ。


→人に養われてるのに文句を言うな。


 う~ん、、養われてる側は文句言う権利がないんだとしたら、虐待死した子供とかもあくまでも親に感謝しないといけないってこと?


→お前は子供じゃないだろ。


 成人過ぎてから虐待受けてる人、割と多いっすよ。というか、虐待のせいで自立できなくなって家に残り続けた結果さらに虐待されるケースは割とあると思う。(後、大体この辺発達障害とかも絡んでる気がする。能力の凸凹が大きく、特に社会的な能力に欠ける場合自立が難しい)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る