第41話 芸術的才能
「私が思うに芸術的才能…いえ、能力において重要なものは一つです」
「それは絵を描く能力でも歌を歌う能力でも、文章を書く能力でもありません。それらは手段でしかありませんから」
「最も重要なものはあらゆる日常の些事からより多くのものを感じ取る能力です」
「逆を言えば、芸術的能力の致命傷は、表現方法の損失ではなく、感性の麻痺とも言えますね」
「……ところであなたも私もどの程度麻痺していますかね?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます