第30話 緊張と弛緩

「我々の大抵の行動は緊張と弛緩に還元できます」

「それらの循環により、我々は生を営むのです」

「逆に言い換えれば、何か違和感のある時は考えてみると良いのです」

「緊張と弛緩は、十分に対照しているか?循環しているか?と」

「…え?緊張と弛緩がなぜそもそも根本になっているのか、ですか?」

「ハハハ。それに関しては、人はコウノトリが運んできて産まれるわけではない、と答えておきましょう」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る