第27話 破壊其の二

「では次に、悪意のうちに人間を破壊する術をお教えしましょう」

「無関心です」

「その対象に一切無関心でいればよいのです」

「さて、気付きましたか?」

「あなたも私も、どれほど壊してきたのでしょうね?」

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