時偶雑記

御手洗孝

献血してきた。

 前日に、献血センターから自分の血液型の血液が足りてないので献血に来てほしいと言われて行ってきた。


 実は献血が大好きである。

 高校時代に学校に献血車がやってきて初献血をして以来、現在まで飽きること無く、かなり長い間ハマっている。

 献血車を見かけるとふらふら~と誘われるように献血をする。

 たまに今回みたいに求められていくこともある。


 何故そんなに献血が好きなのかというと、血を抜いた後、めちゃくちゃ調子がいいからだ。

 頭はスッキリするし、身体が軽くなるし、よく眠れる。

 自分は血の気が多いのだろうか?

 あと、自分の血が吸われて献血バッグに溜まっていくのを見るのが好き。

 バスの場合、座る場所によってはそれが見れなかったりするので、そのときは残念でならない。

 それと、自分は採血がやたらと早い。本当はもっとじっくりと溜まっていく姿を見たいのだが、結構あっという間にパンパンに入っていくので見る時間が短いのも残念なところだ。

 さらに、針が刺さるところを見るのも好き。

 ……決してMではない、性格的にはSに近い。

 ただ、自分の体に針が刺さっていくのを見るのが、子供の頃から好きだった。

 注射されるときもじっと見てしまうタイプで、献血の針はぶっといので見ごたえがある。

 刺さっているのを見ておきたいので、たまにタオルをかけようとするのを結構ですとお断りすることも有るのだが、最近は献血後の止血用の絆創膏が仮止め的に貼られて、肝心の刺さっている部分が見えないことがあって残念でならない。

 絆創膏は片方が仮止めされて、針の上に乗せる形で見えなくなっているので、たまに目を盗んで絆創膏をペラっとめくって見たりもする。

 今日もなかなかの刺さり具合で非常に良かった。


 だが、献血は年間の量が決められていて、都度できるもんではない。

 自分の希望としては2ヶ月に1回ぐらいで抜いてほしいんだが、できないのが悔しい。

 なんかこう、事前検査で現在の血液量がわかって、この人は○ヶ月に○回OKとかあればいいのになぁと思う。


 あと、欲を言えば、自分の居住エリアに献血ルームがあればいいのにと思ったり。

 ここ数年は献血バスばかり。

 まぁ、献血できるなら何でも良いと言えば良いんだが、バスの場合、水分補給の種類が限られてしまうけど、献血ルームの場合、ルームに有るものを好きに飲めるし、お菓子がおいてあったりもする。

 自分がここ数年やってる献血バスって、アクエリアスか爽健美茶だけなんで余計にそう思ってしまうのかもしれないが。


 本日しっかり400ml抜いてもらったので、次は来年まで我慢が続く。


 早く献血がやりた~~~い(妖怪人間風)

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