孤独な少女2

私は幼い頃に両親を亡くした。両親はとても私を愛してくれたが、私が3歳の時に死んでしまった。それからは叔父夫婦のところに引き取られたが、その後は3歳の子供には辛いものだったと思う。まだ両親を失った悲しみが癒えないうちに叔父夫婦は、ほとんど歳の離れていない義妹にかかりっきりで、私は放っておかれた。幸い保育園があったため昼食は食べられたが、夕ご飯抜きは当たり前だった。でもそんなことを言おうものなら自分で全部やれと言われたので、料理ができるようになったのはある意味当然と言えるだろう。こんな風に軽んじられることが何年も続いていたら、義妹も同じように私を軽んじる様になったが、私がいなくなっても困らないから、これでもいいかと思っていた。いや、私は逃げていた。直接的にいらないと言われない限りは生きててもいいって、思いたかった。でも、義妹からそんな直接的な言葉を聞いた日、私は、死んだ。

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