床、髪、不必要
Kqli
第1話 抜く。
サラサラ
バサバサ
バサバサだよな。
もういらない。
もういらない。
そうか、じゃさようなら。
ガッとつかみ
思いっきり、いや普通に見えるように
チョキ、雑雑雑雑
今すぐ、捨てたい、なくしたい。
断捨離欲望。
落ちている、においがある。
寝ている間に,むしってしまう。
抜くときの 微妙な痛さに
微小な快感を覚え。
今日も抜く
落とす。一本、舌で。
あぶらのあじ
おとのない。
抜きすぎないように、
でも、でも。
今晩はここまでにしておこう。
君から離れた 一部。
名残惜しいのは1秒もいかない。
いつでもいる。生える。
どうか、後悔する日が来ますように。
僕を痛めつけたのを。
だけど、君から離れた一瞬で、
僕の存在は、「ない」。
ぱさぱさ、
ぱさ、ぱさ、
はいおしまい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます