検証記録表・落とし穴(仮)
□――検証記録表・落とし穴について(仮)――□
※注意※
字は丁寧に書く事。
後から読めない記録表など、それはただの落書きだ。
運営さん、この旅の記録も最初のキャラ名入力時みたいにキーボード入力に対応してください。
ファンタジーがなんだって?
『検証ナンバー1』
罠は3つまで設置出来る。
『検証ナンバー2』
罠は手で設置後、再度自分で触れても発動する。
手じゃなくても勿論OK。
これにより落とし穴を使用しての回避が使えるのだ。
『検証ナンバー3』
設置の詠唱後、そのまま手で地面に触れたままだと一生設置完了しない。
一度罠から離してから、初めて設置が完了する。注意。
『検証ナンバー4』
落とし穴は無臭だった。
土の匂いとかは無い、匂いでバレる事は無い。
『検証ナンバー5』
土の上にあった石に落とし穴を設置しようとしたが不可能だった。
『地面』じゃないからダメなのか、『面積』が足りないのか。
要検証。
『検証ナンバー6』
落とし穴のサイズは、ハマったモンスター、プレイヤーの背丈分。
右腕を上げた状態でも『背丈』のサイズのままだった。
『検証ナンバー7』
発動した落とし穴に顔だけ突っ込んだが、特に何も無し。
『検証ナンバー8』
フィールドにある切り株っぽいオブジェクトの下に落とし穴を設置しようとしたが、不可能だった。
『検証ナンバー9』
検証ナンバー8より、スライムの下に手を突っ込んで罠設置を行ったが可能。
普通に設置した瞬間発動して落ちていった。
スライムからは殴る蹴るの暴行を受けたが。
『検証ナンバー10』
検証ナンバー9より、スライムの身体に落とし穴を設置しようとしたが不可能。
というより動くせいで無理。
『検証ナンバー11』
スライムを落とし穴に落とした後、俺も落とし穴に落下したが普通に穴に入れた。
どうやら一人が定員というわけではないらしい。
プレイヤー二人じゃどうなるのか? フレンドが居ないから試せない。
別に悲しくなんて無い。
『検証ナンバー12』
落とし穴を30㎝間隔で二つ設置。
そして両足でハマってみたが……なんと、合体されてでっかい穴になった。
俺の股が裂ける覚悟でやったんだが。コレは使える。
『検証ナンバー13』
検証ナンバー12をヒントに。
左足を掛けた瞬間に右足を引っ掛けてみた。
すると合成されずに独立して二つの穴が出来た。
股が裂けるかと思った。
ダメージは二倍、それ以上に恥ずかしかった。二度とやらない。
『検証ナンバー14』
検証ナンバー12をヒントに。
2つ罠を用意し、スライムと俺、両方同時に落ちてみた。
結果は同じタイミングで上昇。落ちた対象で上昇タイミングが変わる事は無い。
『検証ナンバー15』
検証ナンバー14と同じ状態を用意。
スライムに触れた状態で、スライムと二つの穴に同時落下。
結果合成されず、一つずつ生成……二人ともその下の穴に落ちた。
スライム掴んでたせいか、腕が
二度とやらない。
『検証ナンバー16』
落とし穴解除後、上昇中にジャンプしたら高く跳べた。
思えば落とし穴から地表に出る時、ちょっとだけ浮力を感じた。
これは何かに活かせるかもしれない。
『検証ナンバー17』
落とし穴にハマった状態で、近くにあった草原を掴んで這い上がろうとしたが無理だった。草、千切れた。
次は千切れない様に両手で草を鷲掴みにしてリベンジしようとしたが……1秒でそれをするのは無理だった。
だが興味深い結果が得られた。
なんと鷲掴みにした大量の草が、落とし穴解除後の上昇中に全て抜けていたのである。
考えてみれば当たり前なんだが。
この上昇力は、何かに使えるかもしれない。
『検証ナンバー18』
検証ナンバー17をヒントに。
落とし穴解除後、中に居た俺は地上へと上昇する。
穴にハマった状態で、穴から手を出しスライムを掴んでいたら、スライムと俺が、両方穴から上昇した。つまり俺は地上へ、スライムは空中へ。
『検証ナンバー19』
検証ナンバー18をヒントに。
落とし穴にハマったスライムは、解除後地上に上昇し、戻る。
そのタイミングで、上から攻撃を加えればボーナスダメージ。
これはデカい。
『検証ナンバー20』
横になった状態で落とし穴が発動すると、その分穴は広がってくれる。
上限はどこまでなのか気になる。
『検証ナンバー21』
落とし穴を設置後、三十分後強制的に解除された。
決して設置した事を忘れていた訳ではない。これは立派な検証結果だ。
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