第2話 電信柱に頭突き



 あれおかしいな


 電信柱に頭突き


 忘れた

 忘れた


 どれくらい忘れた?


 私 忘れた

 僕 忘れた

 俺 忘れた


 母ちゃんも忘れた

 父ちゃんも忘れた


 色々忘れた


 電信柱が増えた


 もっと頭突きしなくちゃ


 どーん

 どどーん


 忘れちまったのかい?


 それともまだ覚えているのかい?


 電信柱のせいだよ


 唐突な魚


 魚が電信柱を食べている


 もしかして味方


 魚を探したほうがいい?


 電信柱に頭突き


 やめられない


 とまらない


 電信柱症候群


 隕石襲来


 電信柱襲来


 それは宇宙からの侵略者だった


 えっ?


 えっ?


 新事実!


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る