別れのジンクスにおびえていた過去

別れのジンクスはいくつか存在する。

例えば、ネズミの国に行ったら別れる。

指輪を作ったら別れる。

初めての相手だと別れる。

ベタベタしているカップルは別れる。

たくさんの別れのジンクスが存在する。


当時付き合っていた彼との話だ。

出会って一目ぼれして付き合う決断をして

突き進んできた私たち

どの恋愛指南書にも書いてたるやってはいけないことをたくさんやってきた。


例えば、ところ構わずベタベタした。

だって好きなんだもん。

別れることはないのではないかと思っていた

けれど節目の三カ月になってお互いに目を背けてきたことが現実になる。

だって嫌なところが癪に障るようになったのだから。

もう終わりなのかな。

私は彼の負担になるのではないのかな。

そんなことを思うようになって。

彼に連絡をするのが億劫になって

支配されているみたいで息苦しくて。

彼の傍にいることが義務に思えて仕方なかった。

それは昔の記憶。

恋愛は久しぶりで、こんなに時、どうすればいいのか迷う。

どのくらいの頻度で連絡すれば寂しくないのかしら。

慣れたらどうしようか。

そうでもないのではないだろうか。

過去を思い出して、いまだに不安になる日がある。

彼はどう思っているのだろうか?

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