イタリア強化ルート
海猫
登場兵器一覧(陸軍篇)
最新話までに登場した物で史実と仕様、運用が異なる物のみ記載
陸軍
ブレダPG
口径 7.7㎜
銃身長 536㎜
使用弾薬 7.7×56㎜
装弾数 20発(箱型弾倉)
作動方式 ガス圧利用方式
全長 1050㎜
重量 4.4㎏
初速 811m
.303ブリティッシュ弾を用いる半自動小銃。
31年にZH-29半自動小銃を参考に開発。
ブレダM35機関銃
口径 7.7㎜
銃身長 645㎜
使用弾薬 7.7x56㎜
装弾数 20発(箱型弾倉)
作動方式 ガス圧利用式
全長 1,230㎜
重量 15.4kg
発射速度 550発/分
銃口初速 747m/s
有効射程 1,000m
上記のブレダPGと同じく.303ブリティッシュ弾を使用。
当初は対マフィアで関係の深かった米国のブローニングM1919を採用予定だったが、一発辺りの投射重量が多い上にフェドロフM1916と同じく命中精度も悪い事から補給面で嫌われ、出来るだけ小口径で対物威力のある軽い銃弾としてブリティッシュ弾が選定された。
M30の失敗で小銃より開発が遅延した。
小銃でZH-29を参考にした事もあり優秀と名高いZB26機関銃にも関心が向き、ブリティッシュ弾を用いる事と肉厚と表面積が増し持続射撃能力が向上した事を除けばZB26と差はない。
重量も増加したがチェコの重機関銃Vz.37(18.8㎏)より軽く、38年には車載機銃としても使用された。
ビッカース・テルニ40口径37㎜砲
100mで傾斜角30°の47㎜装甲を貫徹可能。
L5戦車に搭載され、後に採用されるベーラー歩兵砲より近距離では貫徹力はあったが榴弾威力に劣り、大戦勃発前に歩兵砲に更新され一線から消えた。
ブリクシア45㎜迫撃砲モデル 38
口径 45㎜
銃身長 260㎜
全長 610㎜
重量 4.2㎏
最大射程530m
35年に採用した迫撃砲が調達価格が高く故障も多かった為、スペイン内戦時に入手した日本の八九式重擲弾筒を参考に従来の砲身と砲弾はそのままに軽量化した物。
射程を延伸したタイプも作られたが、ライフリングを刻む手間と消費量の多い迫撃砲弾の弾帯に戦略物資の銅を使う点が嫌われ試作で終わった。
Da 47/32
砲身長 1.525m
放列車重量 293㎏
運行重量 333㎏
史実装備砲。
原型はオーストリアのベーラー社が製造した47㎜歩兵砲。
リビアの反乱鎮圧時の戦訓から厚さ4㍉の防盾を付けた結果、放列車重量が史実より13㎏増加した。
47/40
上記の32口径歩兵砲を置換する目的で開発され、史実のM15戦車やAB43装甲車に搭載された砲。
100mで65㎜の装甲を貫徹するが本作では試作止まり。
47㎜ P.U.V. vz. 36
砲身長 2.04m
放列車重量607㎏
運行重量 690㎏
本作では38年にドイツから提供されたチェコ製の対戦車砲。
43.4口径と試験中だった上記の40口径より長く高威力だった為採用された。
原型は鋼製車輪だったがパンクレスタイヤに換装後放列車重量が17㎏増加した。
100mで70㎜、500mで58㎜の圧延装甲を貫徹出来るが砲塔正面75㎜、圧延鋼板と比較して実質8割の厚みの鋳造装甲を持つマチルダⅡを確実に撃破するには角度が良くて400m、通常は300m以下まで接近する必要があった。
M11/35
全長 4.72m
全幅 2.16m
全高 2.23m
全備重量 11.1t
乗員 3名
エンジン フィアットSPA 8T 4ストロークV型6気筒液冷ディーゼル
最大出力 110hp/1,800rpm
最大速度 33.7km/h
武装 32口径47㎜砲×1、7.7㎜機銃×1
装甲厚 6〜40㎜
35年に採用した11t級戦車。
英から購入したヴィッカース6t戦車を参考に間に8t級をはさんで車体を拡大した物。
フィアットが自作したディーゼルエンジンは重量過大だった為、提携関係にあったポーランドのエンジンを採用して出力と速度はわずかに上がりエンジン重量を1/3に減らす事に成功した。
M14/38
全長 4.92m
全幅 2.17m
全高 2.25m
全備重量 14.0t
乗員 4名
エンジン フィアットSPA 15T-M41 4ストロークV型8気筒液冷ディーゼル
最大出力 145hp/1,800rpm
最大速度 33.4km/h
武装 32口径47㎜砲×1、7.7㎜ブレダM38機関銃×2
装甲厚 6〜42㎜
M11の防御力強化版。
イタリア初の電動油圧式旋回砲塔を備え、ドイツから技術提供を受け表面硬化装甲を採用。
エンジン出力増加に伴い車体が20㌢延長されたが機動力に不満が残った為M15が開発された。
M15/39
全長 5.04m
全幅 2.23m
全高 2.39m
全備重量 15.0t
乗員 4名
エンジン DA40型水冷6気筒ディーゼル×2
最大出力 170hp/2,500rpm
最大速度 38.8km/h
武装 43.4口径47㎜砲×1、7.7㎜ブレダM38機関銃×2
装甲厚 6〜45㎜
火力、防御力が向上し統制型エンジンの母体となった日本のディーゼルエンジンを二基搭載した戦車。
ガソリンエンジン搭載案もあったが燃料供給面で空軍と折り合いが付かなかった。
偏摩耗しやすく手間が倍増した為統制型エンジンへ更新された物は43kmを発揮した。
セモベンテM11/35
全長 4.72m
全幅 2.16m
全高 1.80m
全備重量 10.7t
乗員 3名
エンジン フィアットSPA 8T-M40 4ストロークV型6気筒液冷ディーゼル
最大出力 110hp/1,800rpm
最大速度 34.8km/h
武装 18口径75㎜榴弾砲M35×1
7.7㎜ブレダM38機関銃×1
装甲厚 9~50㎜
39年にポーランド戦から砲兵の装甲機動化が必要と判断したムッソリーニがM14、15シリーズの充当に伴い不要になったM11の車体を元に開発させた自走砲。
AB39装甲車
全長 5.20m
全幅 1.92m
全高 2.48m
全備重量 6.03t
乗員 4名
エンジン フィアットSPA Abm1 直列6気筒液冷ガソリン
最大出力 80hp/2,700rpm
最大速度 80km/h
航続距離 400km
武装 32口径47㎜砲×1、7.7㎜ブレダM38機関銃×1
装甲厚 6~18㎜
旧式化したランチア装甲車の後継としてスペイン内戦の戦訓を元に開発された装甲車。
M11が自走砲へ改修された為余剰となった47㎜砲を搭載。
P40/26
全長 5.795m
全幅 2.80m
全高 2.522m
全備重量 22.1t
乗員 4名
エンジン フィアットSPA 4ストロークV型12気筒液冷ディーゼル
最大出力 330hp/2,100rpm
最大速度 41.7km/h
武装 34口径75㎜戦車砲×1
7.7㎜ブレダM38機関銃×1
装甲厚 15~60㎜
イタリア初の重戦車。
M15の時点で重量に見合ったエンジンに不安があった為、従来より溶接を取り入れ軽量化を図った物。
重量を表す数が26なのはリベットのみの場合最大26tに達すると予想されていた為。
試作1号車は27口径75㎜砲、40㎜装甲。
2号車は32口径75㎜砲を搭載し2号車まで過給器付き統制型エンジンを搭載。
3号車の装甲は2号車と変わらず50㎜だが量産型と同じエンジンに換装し口径も34口径に延びた。
3号と4号(量産型)の違いは装甲厚だけであり、制式後はP22/41と改名された。
セモヴェンテM41M da 90/53
全長 5.20m
全幅 2.20m
全高 2.14m
全備重量 15.1t
乗員 4名
エンジン 統制型一〇〇式 4ストロークV型12気筒空冷ディーゼル
最大出力 240hp/2,000rpm
最大速度 43.8㎞/h
武装 53口径90㎜高射砲M39/41×1
装甲厚 6~30㎜
対仏戦以後マチルダⅡ等の重戦車対策として制式化された中で最大の車格を持つM15戦車に90mm砲を搭載した対戦車自走砲。
P42/43/26
全長 6.21/6.66m
全幅 2.80m
全高 2.522m
全備重量 26t
乗員 4名
エンジン フィアットSPA 4ストロークV型12気筒液冷ディーゼル
最大出力 330hp/2,100rpm
最大速度 40km/h
武装 40/46口径75㎜戦車砲×1
7.7㎜ブレダM38機関銃×1
装甲厚 15~80㎜
P41の車体に長砲身重装甲化した砲塔を載せた車両。
M1934高射砲の採用に伴い不要となった40口径75㍉高射砲を車載。
翌年には46口径に強化されたが重量に変化はない。
P43bis
全長 8.015m
全幅 2.80m
全高 3.0m
全備重量 33.2t
乗員 4名
エンジン フィアットSPA 4ストロークV型12気筒液冷ディーゼル
最大出力 330hp/2,100rpm
最大速度 33km/h
武装 53口径90㎜戦車砲×1
7.7㎜ブレダM38機関銃×1
装甲厚 15~80㎜
P42の車体を拡大した重戦車。
305/46A
全長 25.78m
重量 213t
砲身長 14.030m
砲弾 452kg
口径 304.8mm
仰角 0°~50°
旋回角 0
発射速度1.5発/分
有効射程30,000m
最大射程51,700m
タラント空襲後浮揚したカブール等から回収した主砲を独の技術を元に列車砲化した物。
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