第3話

「貴様ァ!!

何者だと聞いているのだァ!!

いくら男と言えども容赦せんぞ!!」

執事服を着た女が喚く

「ウルサイゾ女スコシ黙レ」

「な、なにぃ!!

この下郎がァ!!

この私を舐めやがって!!コロス」

ああ、と悲嘆せずにはいられない

どうして俺の周りには、こういう女しかいないんだ

「居合、抜刀が八、斬国!!」

超高速での居合、更にそこから回転し上から脳天に向かって振り下ろす技である

現実でこんなのやったら、やってる間にボコられるがそこは小説何とかなるのである

ただ、相手が悪かった。

「打刀葉倒肉蹴リ」

単なる後ろ蹴りだが、こいつがやると威力が変わる。

バキィン

メショッ

衝撃というものは貫通する

ボクサーが白内障を患うように

くらった衝撃は反対側え加わるのである

女は思う

(何が起こった?

背骨が折れただと?有り得ない)

混乱しているが意識不明の重体だ

「イキナリ襲ウトハ躾ノナッテナイヤツダ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る