泣き止まぬ明日に最期の優しさを
取れなかった手
取らなかった手
差し伸べられた手を振り払って
それでも生きたい明日がある
どうせ死ぬだけだからさと
全てを諦めて生きてた昨日がある
「どうせ、あなたも一緒なんでしょ?」
なんてカテゴライズされて
それに抗えずに
ヘラヘラと笑いながら生きられれば楽だった?
人生なんて死ぬまでの暇潰しさ
なんて全てを嘲りながら生きる今日は幸せですか?
生きて
そして
死んでいく
何も変わらない現実がただ続いていくだけ
できれば
生きた証を遺したい
そう
思っても
現実はままならない
それなら、薄ら笑いを浮かべて
自分を殺していた方が何倍も楽に生きられる
どうか
生きてください
それでも
生きてください
最期には
笑えるように……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます