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目次
絶望に沈む
明日
この世界から飛び降りて
君の近くにいけたらと
絶望に沈んで
海を眺めて微笑んで
死と隣り合わせの日常を生きて
生の実感を確かめる
人間なんて所詮は獣さ
口では綺麗事を言っても
本性は汚い
喰らって
殺して
それを正義と言い張る
いつまで冷めた目で世界を見てるんだ？
お前だよ
お前
他でもないお前
傍観者を気取って
正しさに縋り付いて
そして、おめおめと泣く
いつまでも続く
共食に
絶望することは容易い
絶望に沈んでいれば
キレイなままの｢私｣でいられる
絶望に塗れて
人を喰らい
喚き声を上げ
鎖に繋がれた己の無力に打ちひしがれ
それでも生きる強さが欲しい
誰にも知らずに
そっと
息絶えるなら本望
誰にも届かずに見る夢は
幸せな夢
せめて
世界が優しいことを祈って
今日も
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