(215)違和感
2024年1月6日(土)23:20頃、能登地方の志賀町を「震度6弱」の余震が襲った。
深夜の大地震に、避難所生活を余儀なくされている方々にとっては恐怖を感じた事だろう。
その気持ちを思うと心が痛くなるのだが、今は皆様の無事を祈る事しか出来ないのが現実な訳で。
それにしても、元旦を襲った「震度7」の地震から何度も続く「強い余震」の震源地が、徐々に能登半島の西側に移動している様に見える。
能登半島の西側には何があるかと言えば、北陸電力の原子力発電所「志賀原発」だ。
今回の「震度6弱」の余震は、正に志賀原発のすぐ近くを震源として起こっており、気象庁が「普通の地震とは異なる」と記者会見で発表しているあたり、どうにも嫌な予感しかしない訳だ。
そもそも、元旦に起きた能登半島地震に対しての政府や行政の動きが良く無かった。
これが最初の違和感だ。
石川県が「個人のボランティアを受け付けない」と発表した事。
これが次の違和感だ。
強い余震の震源が徐々に西側に移動していた事。
これが更に次の違和感だ。
そして今回の原発をピンポイントで狙っているかの様な強い余震。
これに対し気象庁が「普通とは違う地震」と発表した事。
これが今回の違和感だ。
そもそも、岸田首相は経済団体の新年会をハシゴして挨拶回りをしていたそうだが、これも異常な行動と言わざるを得ない。
情報化社会が進む現代において、ここまでバカな行動が出来るというのも信じられないレベルだ。
陰謀論を支持する訳では無いが、「今回の地震が人工地震で、原発を狙ったテロだ」という意見にも信憑性が出て来つつある様にさえ見える訳で。
そもそも「人工地震なんてありえない」という人は冷静になった方が良い。
昔から地盤調査の為に、爆薬を使って人工地震を起こす実験は何度も行われてきた。
海底における人工地震の実験も何度も行われてきたし、NHKでも昔「地球深部探査船ちきゅう号」のドキュメント番組で「人工的に地震を起こして海底プレート等の調査をしている」と船員が説明していたのを、探せばユーチューブ等で今も見られる筈だ。
つまり、人工地震がこの世に存在している事は事実なのだが、はたして「地震テロが行われたのか」は別問題な訳だ。
仮にこれがテロならば、日本政府は報復が必要になる。
その相手はどこだ?
日本をここまで貶めて得をするのは誰だ?
・・・しかし、陰謀論ではもう一つの見方もある。
「これが日本政府の自作自演だったとすれば?」
もしその説を軸にすると、日本政府が本気で支援に乗り出さず、海外の支援を受け入れず、個人のボランティアも受け入れず、岸田首相がヘラヘラと笑いながらテレビ出演している事にも納得できてしまう訳で。
更に、参議院議員の山本太郎が現地でボランティアに参加しながら、被災者や職員の方々に「今何が必要か? 政府に伝えて欲しい事はあるか?」という聞き取りをしているのを、「邪魔に感じる者」が居るのも理解できてしまう訳だ。
僕が阪神大震災で被災した時、山本太郎の様な議員は居なかった。
もしこういう議員が居てくれたなら、被災者たちは「日本政府の助けに希望が持てた」事だろう。
しかし、そうした事は無かったし、行政の支援も何も決まっていなかったので、僕の知人は資金繰りや今後の展望に絶望し、自殺をしてしまった訳だ。
では、今回の地震はどうだろう。
政府の対応は納得ができる内容だろうか?
陰謀論を支持する訳では無いが、その全てを「デマだ」と言い張る政府の発信をも、疑ってみた方が良いのかも知れないな。
昨日の気分転換から更に一転、そんな事を思う、今日の僕なのであります。
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