第62話 やっぱりおもしろい。『共鳴糸エンゲージメント 〜なごや幻影奇想メモワール〜』

カクヨムコンも4分の1をすぎましたが、皆さん、調子はいかがでしょうか。


思うように読んでもらえず悩んでいる方もお見かけします。

作品の品質やキャッチコピーその他を見直しても効果がなかったら、他の作者様の作品を読みに行ってみましょう。

きちんと読んでコメントやレビューをすると、プラスの循環となって自作にも返ってくることがあるかもしれません(でも期待しすぎはダメです)。


昨夜はこちらを読みました。

まだ星は付けていませんが(最後まで読むつもりなので)、間違いなく星三つだろうなあと思っています。


『共鳴糸エンゲージメント 〜なごや幻影奇想メモワール〜』

作者 陽澄すずめ


『#1 髪の伸びる市松人形』を読みまして、やっぱりうまいなあ、と唸ってしまいます。

ホラーあり、飯テロあり、魅力的なキャラありで、素晴らしい。

飯テロ部分は味が想像しやすい感じなのも、楽しいです。


カクヨムコンで受賞するには運の要素も大きくかかわってくると私は思っており、したがって断言はできませんけども、私が考える中ではすずめさん、受賞できる実力を持っていて、さらに、受賞後も長く書き続けられると思う作者さんです。


すずめさんとは以前から交流させていただいているのですが、作品の特徴として、「

あたたかさ」があると思います。書く題材はバラエティに富んでいますが、一貫して、登場人物に対してあたたかいまなざしを感じます。


第一話の題材は、市松人形でした。人形って怖いですよね。私は子どもの頃から苦手だったように思います。


私はホラー映画が好きなんですが、最近観たホラー映画で存在感を放っていたのが、アナベルという人形。死霊館シリーズに登場のですが、怖いです。


シリーズ最初の『死霊館』(ものすごくおもしろかったです!)の監督であるジェームズ・ワンは素晴らしい才能の持ち主で、彼の作品では私、ハズレと感じたことがないです。


ストーリーがいいのはもちろん、俳優さんがいいんですよ。ホラーって、ジェイソンなどのアイコン的なキャラ以外はあまり印象に残らないことが多いんですが、ジェームズ・ワン作品は、主役からわき役に至るまで、好印象を残す俳優さんが多いです。この役にはこの人、というキャスティングが光る監督さんです。


パトリック・ウィルソン、リン・シェイ、ヴェラ・ファーミガ、タイッサ・ファーミガなど、感じがよく、品があって好きです。ジェームズ・ワン監督、俳優さんを観るだけでも楽しいという、稀有なホラーを量産しています。


カクヨムコン、もっと読めるかなと思っていたんですが、停滞中です。

ひっそり書いているものに思いがけず時間がかかっているのと、子ども問題で凹むことが続いて。


私には珍しくヤケ食いもしてしまったので、昨日のヤケ食い(おやつにトンカツ、夕食にうな丼超大盛り(自分で作ったので盛り盛りです))でストップにする決意をしました。

今日からは執筆途中のおやつは飲み物だけにします。


では、また!

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