新生転生戦士シリーズレベル１４

第35話 シン六世

　中国の騒がしい少女が現れた。

　シン六世

　「元気だな、若い時の元気は特別賞だからな」

　鳳鈴音

　「あんた、あの兵剣フランベルジュのパイロットね、レーザー断ち切りしたソードマスター、剣豪、剣士の三種の神業パイロット」

　シン六世

　「厳密には自殺行為だがな」

　様々に確認中の鳳鈴音。

　この後に対戦。

　甲龍対兵剣フランベルジュ。

　シン六世

　「鳳鈴音、パイロット技能、インファイトレベル９、底力レベル９、ガードレベル９、見切りレベル９、ダッシュレベル９、切り払いレベル１、鳳鈴音ヒューマン技能、フレンドリー、友人特大、運動性限界値突破、格闘値限界値突破、切り札大好き、鳳鈴音国籍技能、拳法、武術、打撃力上昇、必殺の一撃、鏡の中の陰陽、器を置いた人生、鳳鈴音固有技能、ヒーロー、ファイター、傲慢、極地一閃、一騎当千、正義、審判、太陽、星、最後に至る道の先を歩く者」

　見抜いた技能に適した戦い方に移る。

　シン六世

　「成る程、ヒーロー、成る程、正にヒーロー、成る程、甲龍は正義の力か、懐かしい」

　装甲解除、ガトリング砲解除、キャノン解除、ミサイル解除、シールドを捨てた。

　シン六世

　「野太刀一本、乗るか、反るか、剣の運命、運命の変換発動」

　旋回、走る、甲龍の一撃を回避した。

　旋回、野太刀を突きに構えた。

　シン六世

　「ヒーロー、成る程、命半分、更に半分」

　黒い塊が野太刀に乗る。

　大暗黒剣と叫んだ一撃、甲龍は防御、食らったダメージは防御を解いた。

　鳳鈴音

　「大暗黒剣、不思議な技ね」

　シン六世は待機、走る甲龍、この一閃と旋回に滑り移動、この移動力は甲龍を超えた。

　壁に背を向けて待機。

　走る甲龍、この突きの構え、全力疾走の兵剣フランベルジュ、この交わる時に滅多突き。

　右に回避と旋回の一閃に左に滑る。

　衝撃波が右を飛ばした。

　シン六世

　「滑る徒歩、究極の剣技、どんな一撃も滑る徒歩に覆さん」

　攻撃に滑る徒歩に受け流す、この他に滅多突き、衝撃波を見切る回避運動とフェイントに回避、滅多突き。

　ダメージを通さない滑る徒歩、どんな一撃も受け流す。

　シン六世

　「極道の剣技、必殺を通さない滑る徒歩」

　攻撃に対した滑る徒歩、この剣技に苦戦中の鳳鈴音。

　シン六世

　「何千の必殺に耐える滑る徒歩、この返しを受けよ」

　滅多打ち、この返しに後退した甲龍、追撃の滅多突き。

　どんな必殺も、完全に受け流す滑る徒歩。

　ダメージの蓄積、この絶対の一撃、滑る徒歩の完全な受け、この滑る徒歩に力を受け流す。

　シン六世

　「甘いぞ少女、極道の剣技に隙はない」

　滅多打ち、滅多突き、甲龍は防戦に転じた。

　シン六世

　「幻惑の舞踏」

　奇怪な足の踊り、下がる甲龍、追撃に滑る徒歩に一閃を食らわすシン六世。

　接近した段階に一撃、滑る徒歩の受けに滑る形に受け流す。

　シン六世　　

　「何千の必殺も通さない極道の剣技」

　滅多突き、滅多打ち、この回避、このフェイントの後に後方に滑る。

　滑り終えた、この旋回、突きの構え。

　走る兵剣フランベルジュ、水平線の運動、螺旋の運動、甲龍の衝撃波の前に跳躍、衝撃波を飛び越した。

　機体の肩に乗る兵剣フランベルジュの真下に滅多突き。

　払う甲龍、野太刀を支えに飛んだ、弾いた野太刀一本はワイヤーを通した引っ張りに握り直した。

　機体の肩に乗る、この真下に滅多突き。

　暴れる鳳鈴音、シン六世は野太刀を支えに飛んだ、この上空に水平線の運動、螺旋の運動、垂直線の運動、三種の運動を重ねた上段からの兜割りを放つ。

　戟に受けた、だが戟が軋む。

　野太刀を支えに滑る形に真正面に降下、着地と水平線の運動、螺旋の運動、加えた真上段からの兜割り。

　戟に受けた、だが断ち切られた。

　武器を取り替える、野太刀一本が強い兵剣フランベルジュ。

　走る、右に旋回しつつ弧を描く、衝撃波は飛んで回避、この弧を描く。

　シン六世

　「侍の必殺の舞踏、どんな強者を倒さん」

　旋回が追い付かない甲龍、弧は短くなる。

　衝撃波、一閃の飛んだ一撃が追い付かない旋回の甲龍に当たる。

　着地と弧を描く。

　絶対を振るう龍、野太刀一本に技を駆使して挑む兵剣。

　懐に入る、至近距離に膝打ち、翔び蹴り、旋回した裏拳、旋回の野太刀の一閃を食らう。　　

　着地、垂直線の運動に飛んだ、甲龍の武器が横に払う。

　空中に螺旋の運動、水平線の運動、垂直線の運動を加えた兜割りを食らわせた。

　シン六世の着地、螺旋の運動、この垂直に下がる、このスピンを野太刀の一閃に展開。

　フィギュアスケートのスピンと野太刀の一閃が連動した。

　最後に螺旋の運動、低空に滑る。

　背中を甲龍に打ち当てた、吹き飛ぶ甲龍、旋回、一閃、螺旋の運動、水平線の運動、このバレーのジャンプ、水平線の運動、このスピンした一閃を甲龍に食らわす。

　甲龍の右手に滑る徒歩、衝撃波は回避。

　戻る滑る徒歩、一閃を垂直に当てる、甲龍の真正面の装甲が弾けた。

　鳳鈴音

　「なにが兵剣フランベルジュよ、完璧な剣技じゃない」

　右手に滑る、この緩急に衝撃波を回避、野太刀の一閃に戻る。

　滅多打ち。

　ダメージの蓄積、龍の最後の咆哮、こ野太刀の完全な受けに滑る形に受け流す。　　

　鳳鈴音は棄権した。