第22話拠点がほしい3

ゼーハーゼーハー。「…新人ちゃん…頑張れ!」「先輩待って足がもう…そして、何で木をまるごと!?しかも横幅も縦幅も大きいし、しかも重いです!」

「うん。落ち着いて。」

「新人さんは、どうして先輩より体力残って、息切れ無しなんですか!?」

「あはは〜。大声出してないからだよ」

((そんな問題じゃない気が…))

どうして私だけ体力がこんなに少ないのですか…!ううう…。というか新人さんいつの間にか体力化け物並じゃないですか…。

このままだと足手まといになってしまいます

 がんばらないと!って、ああああ!ズルリと足がすべり、膝を擦りむく。うわあああん!「ご、ごめん。急ぎすぎたかも大丈…夫」

先輩がズルリと足を滑らして倒れる。

「えっと二人とも…、どうしよう…。

僕が助けたら、二人が潰れちゃうし…」

ど、どうしよう。

(うわあああん。システムさんのバカアアア!)

え?石様とシステムさん?

『え?あれ?ごめんなさいいいい!』

(あれ…?分身ちゃん?大丈夫?ぐすん…)

『これ何があったの?』え?あなたが言います?「え?」『え?』…助けが来たしまあいっか!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る