第20話


~配信中~

『そういえば歌決めは~』

『確かに』

『それな』


「そうだったね、歌決めなんだけど、最初だからガツンと重い奴を求むっ!」


『低音が良く出てきてなおかつインパクトも大きい歌』

『なかなか難易度高いなw』

『歌は大体高い音程しかないし...』

『たとえば「****」とか「****」とかはどう?』

『私は「******」がいいと思うけどな...』

『「******」所望』

『松杉様が歌うなら何でも....』

『同意』

『松杉様が歌ったらどんな曲もナンバーワンやろ』

『正直、最初なら松杉様が選んでほしい』

『自分たちが知ってる曲だと...ねえ?』

『楽しめなくなっちゃう....』

『もし可能であれば御主人さまの意向の曲を聴きたいです』

『松杉様の声が私の耳に通ると考えただけで...』

『今の朗らかでかっこよすぎる声が歌に...』

『想像しただけでも興奮してきた』

『分かる』

『松杉様の歌が聴けると知ったら、私、死んでもいい』

『死ぬのはまだ早いわw』

『まだ生きててもらわないと』

『松杉様が選んだ曲は永久保存確定』

『松杉様が歌い始めた瞬間に世界は終わるのか........』

『松杉様が歌ってる姿を想像すると......』

『おい、お前ら落ち着けw』

『松杉様、歌決めはどうしますか?』

『御主人さまのご意向の通りに……』


「最初だから配信で決めようと思ったけど、自分で決めてみるか...」


『おお!』

『やったぜ』

『ありがとうございます』

『松杉様の歌声が聴けるなんて……』

『マジで感謝感激雨あられですわ』

『松杉様の歌声……』

『この世の全ての神に感謝を』

『松杉様の美声に酔いしれます....絶対に』

『どんなに我慢しても多分すぐに、にやけちゃうやろなw』

『まじでそれな』


「そしたら次はファンネーム決めていこっ!」



~配信終了後~

「配信お疲れ様!」

「お母さんありがとう、もしかしてずっと見てた?」

「当たり前でしょ?あなたはうちの事務所のVtuberである前に私の息子なんだから、まあ途中、元気なさそうだったから、メールしたけどね」

「そうそう、そのおかげで何とかいつもの調子を取り戻せたよ、変じゃなかった?」

「大丈夫大丈夫、というかコメ欄も『こんなに距離近いなんて....』とか、そういうコメントいっぱいあったし」

「それならよかった」

「というか、こうちゃんは歌決めたの?」

「う~ん、まだ決めてないけど...一つこれっていう曲があるんだよね」

「何?『*****』とか?」

「えっと...『小さい恋の歌』なんだけど...」

「あれって、女性が結構音質高めで歌うやつじゃない?」

「いやすこしアレンジしてみたんだけど...」

(元の世界のやつだけど.... MONGOLさん、ごめん、使わせていただきます...)

「ふむふむ...そしたら収録いってみる?」

「はやっ!?一応練習したいんだけど、一日スタジオ使うこととかってできる?」

「あの部屋が防音だよ?」

「えぇぇ....」

「ふふ」

「ん?」

「いや、困惑した顔も可愛いなって...これをリスナーどもは見れない...私だけのものなんだって...ふふ」

(怖すぎぃ....ハイライトさん仕事して...)

「あ、ああ、そうなんだ」

「じゃあゆっくり使ってね♪」




どもども

少し短いですけどご勘弁を...

歌の反応などは一話で納めきりたいので....

明日まで少々お待ち下せえ

二万PV達成しました!

ドンドンパフパフドンドンパフパフ

もう二万千PVに入りましたが...

これからも頑張りますのでご愛読よろしくお願いします!

ではでは

※もしかしたら新小説がある程度書いてきたのでそのうち出すかもしれないので

そちらもよろしくお願いします♪

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る