第4話がじゅまんの隠れ家

がじゅまんの案内で横浜市鶴見区鶴見駅に行った。

「横浜市港北区にわたしの隠しマンションがあるの。お父様に買ってもらったもの」

「わたしのお父様は北海道の大きな総合病院の医院長をしてたわ。身長180cmでものすごいイケメンだったのよ」

「わたしは現在、江東区の精神病院で本名で勤務医として働いているわ」


「わたしはフェミニズムは嫌い。フェミニストのおばさまたちは、みんなわたしより10cm以上背が低くて顔の造作も酷くて。二言目には、「がじゅまんちゃんはねー、がじゅまんちゃんはねー」って」

「わたしは17歳のとき医学部受験に備えて東京で一人暮らししながら進学校に通ってたの。その頃30歳のイケメン外科医と付き合っていたんだけど」

「他にも20~30代の頃は色んな男と浮き名を流して週刊誌にパパラッチもされたわ(笑)」

「結局、わたしは正義に生きる男が好き。津田くんも若い頃はカッコよくて、いい線行ってたんだけど。まさかホモだったとはねー」

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