第7話


当然ながら、椎名くんと声を交わすのはこれが初めてで・・



「 どうしたんだよ  」



キラキラボシのように輝く瞳で、わたしをジッと見つめてくる椎名くん、でも、彼の目は眩し過ぎて直視できません、もうそれ以上見ないでください・・


でもほんとは・・見てもらいたいです。



「 なんで入らないの? 」



「 あ・・いえ・・ちょっと・・躊躇してしまして 」



椎名くんが目の前にいると思うと緊張してしまいます。



「 まかせろよ! 」



何かがわたしの手に触れました。



ひャッ!?



カラダじゅうがプルプル震えてきたりしちゃって



「 一緒ならいいだろ? 」



手をつないでる?



椎名くんの手がわたしの手を握っています!



接触しています、大変です。



どうしましょう!



「 ダメ 」



「 どうして? 」



「 嫌 」



「 嫌われちゃった? 」



「 そういうのじゃない  」


 

「 じゃあ、なんで? 」



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