第49話 春の頃

春の頃

花を濡らす雨


舞いながら散りゆく桜

眩しい光を帯びていく緑


窓辺の白いカーテンも

春の風を運びながら

私の頬を撫でていく


ふいに

優しさで胸がいっぱいになる

どうしようもなく

人恋しい想いが溢れて

溢れる想いは

あなたへと流れて

その指先が触れたのは

いつの頃だったのでしょう

その温かい胸に抱かれた時から

どれくらいの時間が流れたのでしょう


あなたは

今もあの時の笑顔のままで

ずうっと、、

四季の流れに流されることなく

変わらないままでしょうか


いつか逢えるよ

また逢えるよ


笑いながら呼びかけてくれた

その言葉を信じて

春の頃

またひとつ

想いを重ねる私です





ご無沙汰です。

少しずつ体調も良くなり、日々の暮らしをつつがなく過ごしています。

でも、もう少しゆっくりして、、

時々投稿できたらいいな。


皆さまの作品を読ませていただきながら、コメントできなくてごめんなさい。


もうすぐゴールデンウィークですね。皆さまにとって素敵な休暇になりますように♪



千恵花

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る