第36話 あなたの名前を呼んだ
手の届くほどの近さで
寄り添い委ねあうことだけが
愛の形じゃないよね
遠く離れていても
心が傍に寄り添っていれば
あなたに触れる事だって
出来るかもしれない
心に結んだ絆の
強い強い想いを
伝えようとすればするほど
逢いたくて
逢いたくて
その切なさに
心が潰れそうになる
見えないけれど
手はしっかりと結ばれて
心で繋いだ想いは溢れている
絆はいくつもいくつも
細い糸を織り成して
愛を紡いだよ
私が私に言い聞かせるように
何度も
何度も
あなたの名前を呼んだ
あなたの名前を呼んだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます