第10話 淡い光

闇夜に堕ちる

ひとすじの光は

あなたの

足元を照らす

淡い月明り

迷わずにお帰りと

子供を見守る母のように

優しい光を投げかけ

あなたの家路を

照らし続けてる


月夜の晩は

やさしい光に癒されて

深い眠りに誘われたい

私があなたの

心に居るから温かいと言った

その言葉は

月の美しい晩に

胸に咲く花のように

光を投げかけます


それは今も

あなたの心を

温めているでしょうか

私は

あの月のように

淡い光

照らし出せたでしょうか


今日もおやすみと

淡い光がキスをする


今日もおやすみ

また明日も

逢いたい



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