世界査定

【クラス】逸脱者

【名称】アビー=オーディエンス

【種族】不明

【性別】外見は女ですが、性別について質問することは禁止されています。

【出現場所】この世界全域に一度は訪れます。

【強さ】★★★★★

これは政治的重要性だけでなく単体としての能力を加味した強さです。

【武器】

・怒りの体現

短い棘の生えたバットのような棍棒です。

これと言った特殊能力はありません。ただの折檻用の道具です。

【特殊能力】

・査定眼

チートとして与えらてた眼です。

この世界にあるあらゆる事柄について『ステータスオープン』することで調べることができます。

通常の鑑定に加えて問題事項に対して自動で反応、通告する機能も有しており、暗殺や危険物などを事前に察知することができます。

・権限剥奪

上記の査定眼で察知した問題事項について任意のタイミングで、一つにつき三十秒、時間を停止することができます。

複数同時に対象にとれますが、それぞれ個別に発動するため、タイムラグが起こります。また細かな設定も可能で、相手の心臓だけを停止することも可能です。

この能力で相手を拘束、生命維持と意識が保てる状態のまま罪状を述べながら拷問を行うのが戦闘スタイルです。

【容姿】

剃り込みの入ったピンクの髪に残る部分を三つ編みにしています。

憎しみの張り付いた童顔で、一見しただけでは男女の見分けがつきませんが、喉ボトケがないのでおそらく女性です。

筋肉質で脂肪が少なく、胸の膨らみもありません。

服装は深緑色のズボンにタンクトップと軍人を思わせます。

なおこの体は操り人形のようなもので、本体は別次元にあり、定期的にオリジナルの精神が更新されるため洗脳の類は効きません。

【性格】

新自由主義に目覚めた革命の戦士で、強い意志と正義感がある、と自負している。

実際のところはかなり気が強く、常にイライラしていて、近寄りがたい。

人々は自由であるべきだと語りながらも、自分の中の正義や常識を絶対視していて人の話を聞きません。しかもそれらはフワフワしていてコロコロ変わります。

そこから外れるあらゆる事柄を『問題事項』として女神へ修正を強要してきます。

同様の思想を持つ先輩神の命により、後輩である女神が管理するこの世界に派遣され、あちこちを視察、問題事項を可能であれば修正、ダメならば神へ報告しています。

本来ならばこのような越権行為は禁止されているのですが、神々における微妙なパワーバランスと立ち位置の問題から止めようがなく、関係者は頭と胃を痛めています。


台詞候補

「これは私の怒りじゃない。虐げられてきた全ての人々の怒りだ!」

「人は自由だ! 自由に生きるべきなんだ!」

「ゴミが。モヒカン如きが何かできるつもりだったのか? お前らにできるのは爽快に殺され不快に腐ることだけだ」

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