第3話 信二世

 アーライナ教製神官戦士用上位機種指揮官仕様、この武装の追加、会社のサブマシンガンから、レーザーライフル、支援用レーザーランチャー、肩側面に追加した地対空ミサイルポット、この外側に増加した地対地ロケットポット。

 上司

 「強化されたな」

 同僚の二人は睨む。

 信二世

 「次の契約がありますから」

 階級が上がる会社の現役パイロット契約、この武装の範囲からBランクに入る。

 アーライナ教製神官戦士用上位機種指揮官仕様はAランクに入る。

 この支払いの毎回、この武装を更に強化した形、高出力レーザーライフル、支援用高出力レーザーランチャー、肩側面の地対空ミサイルポットは大型、地対地ロケットポットは中型。

 このAランクに入る。

 DランクからAランク。

 順調に出世、敵からは当たらないと語る。

 支払いは満額、このAランクの支払いを重ねた。

 この範囲に雇う話、この支払いは全額、報酬も払う。

 信二世

 「傭兵を雇うのは分かる、だが支払いは全額、また報酬も払うとは相場にしては2割高い、なんでだ?」

 担当者

 「厳密には地球の一周の護衛だ」

 信二世

 「厳密には地球の一周の護衛ね、どうみても詐欺に見える、じゃあな」

 断られた形、この場合は上手くかからない世の中。

 



 




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