2022/08/13(土)英国経済景気後退か

 イギリスGDPマイナス成長を受け、リセッション懸念が強まっているとのこと。イギリスは異常な物価高に悩まされているようですし。1ポンドは161円〜162円。リーマンショックを最後に1ポンド200円を超えたことはありません。明らかに弱くなっています。明日の日本かもしれません。日本はずーっと景気悪いイメージがありますが何なんでしょうね。大阪商人に儲かりまっかって尋ねたらぼちぼちでんなぁってお決まりの回答のように、とりあえず景気が悪いような気にしておけば皆の和を乱さずに丸く収まるパターンなんでしょうかね。実際、お給料が上がっていないとか景気が良い話を聞きませんが、他国と比べると雇用の方は安定していて、むしろある意味守られている、新卒採用のように即戦力のない若者を温室で大事に育てる傾向がある。昔みたいに1億総中流階級で全体が底上げできれば、国全体が再び成長できる可能性があるんでしょうけど、多様性が重視されて皆明後日の方向を向いてしまっている印象を受けますし、戦前みたいな全体主義なことはもう無理強いはできないから結局欧米化の方向で進むしかないのかな。そうするとグローバル化が進み、格差はより広がり、失業率も上がり、より一層、生活防衛に力を注ぎ、利己主義者が増加する社会になりそうですが。GDPに関して言えば、インドが旧宗主国のイギリスをすでに抜いている状態であり、しかもまだまだ伸びしろがあるという。人口のさらなる拡大に加え、経済も躍進する国の一つで成熟国と言えるのかわかりませんが緩やかに衰退の一途を辿っている日本とは対照的です。でもインドにおける富裕層と貧困層の格差は中国に匹敵するくらい雲泥の差がありそう。

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