コーヒーブレイク
コーヒーが好きだ。といっても際限なく飲めるわけではなく、1日に3杯までと決めている。4杯目を飲むと気分が悪くなることが多い。好きだけど、強くはないのだろう。
人生でコーヒーを飲み始めたのは中学生くらいからかな? 当初は砂糖と牛乳(ミルクではなく)必須だったが、いつの頃からか砂糖は入れなくなった。大学生でひとり暮らしをしていた頃、まだドリップが自分でできなかったのでコーヒーメーカーを使っていたが、なぜか飲むと腹痛を起こすことが多く、あまり飲まなかった。自分でドリップできるようになってからはそうした腹痛はなくなったので、普通に飲むようになった。コーヒーメーカーもしくは水が合わなかったのかもしれない。
外出先では気取って、ブラックで飲む私。自宅では、牛乳をたっっっっぷり入れて、カフェオレにして飲んでいる。いいじゃないか別に。我が夫アルフレッド(あくまで仮名。純日本人)は、コーヒーは胃が受け付けないので飲まないが、香りは好きだという。人それぞれである。
さて、若い頃から(……)私はよく、コーヒーを飲むと眠くなる人間だった。いや本当だ。ほかにもコーヒーは、体を冷やしたり、お手洗いが近くなるなどの効果もあるので、飲むタイミングを選ぶようにしている。職場では飲まないし、コンサートの直前にも飲まない。自然、自宅か、たいした用がないタイミングで喫茶店に入ったとき、くらいに限られる。だがここ最近、やっぱりコーヒーは眠気がさめてしまう、という効果も実感するようになった。どういうこっちゃい。あるときは眠くなり、あるときはギンと目が覚めて布団の中で「あ~寝つけない~どうしよう~」となることもある。なんでだ。
ちょっと興味を持ったので、自分がコーヒーを飲む状況とか、その後の体調などを考察(そんな大仰なモンじゃないが)してみた。以下がその結果である。
私がコーヒーを飲みたくなるのは、リラックスしたいときである。といっても、「よっしゃ、次がんばるぞ」ではなく、「ああ~くたびれたぁ~」と、のんべんだらりしたい時である。家事が片付いた後とか、寝る前とか。つまり、心が弛緩するのである。気分がのべぇ~っとなるから眠くなる。一方で、心が弛緩していないときは、一般的にいわれる「コーヒーは眠気がさめる」の効果がテキメンにあらわれる。だから、同じタイミングで飲んだとしても、たとえば翌日の予定などを立てている場合などは眠くならない。完全に、私の気分の問題である。同じコーヒーを飲んでも眠くなったりならなかったりするのは、このためだと思われる。……ただそれだけの話です。考察どころか私を絞殺したくなった皆さん、ごめんなさい。
ちなみに私は、体調不良を起こすとコーヒーを飲む気がしなくなる。あの香りがしんどくなる。そんなときは、むしろ紅茶が飲みたい。がぶ飲みしたい。私にとってコーヒーとは、気合を入れてリラックスするための飲み物なのかもしれない(なにそれ)。
近頃、うちの子が「コーヒー飲みたい」と言うようになった。年齢的に「休日に1日1杯まで」と決めており、ときおりふたり分入れて、一緒に飲むようになった。子どもと一緒にコーヒー飲む日が来ようとは。なんだかフシギな気分になったりする。
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