ダンゴムシ
「ママー!ダンゴムシがみずのなかにおちた〜!かわいそう!」
庭で泥遊びをしていて、作った池にダンゴムシが落ちたらしい。
「あー、大丈夫だよ。ダンゴムシはエビやカニの仲間で甲殻類。ちょっと水に落ちても生きてる」
「ムリだよぅ!」
半泣きのボク……優しいなぁと池をしばらく見る。
「ほら。ダンゴムシ登ってきたよ?」
かっこよく水の中からダンゴムシが生還してきた!泥の壁を登っている。
じっと見ていたボク。いきなり水入りバケツで………。
ジャアアアアア!バシャーン!
「え!?ダンゴムシ落ちたーっ!?なんで水かけた!?」
ダンゴムシせっかく登ってきたのに水の中へ落とされる。
「さっきの優しさどこいった?」
パパ、爆笑。やりたい気持ちがわかる!とか言ってる。だよね?とボクもニヤリ。
わからない……男心がわからない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます