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  • 短夜への応援コメント

    自販機の中から女が叩いている、という絵面は確かにホラーでした。しかし、入っている女の正体が語り手自身だったというオチまで考えると、実は閉じ込められた現状に気付きもしない語り手のほうが生霊のようで恐ろしいです。
    語り手は自販機から女を連れ出し公園を歩きますが、語り手の視点で読んでいると、溜まった感情を吐露して楽になるような安堵感を覚えました。それも、自販機に閉じ込められた結果を思うと「今更楽になっても」という虚しささえ感じます。
    本当に自販機の中に閉じ込められたら苦痛でしょうが、一度は閉じこもりたいと思わせる奇作でした。辛くなったとき、見返したいです。

  • 短夜への応援コメント

    ツイッターからこんにちは。
    自販機に人が売られているという非日常、けれども真夜中に出歩くという現実にもあるであろう日常。それらが混ざり合って、ありそうでないゾクゾク感を感じました!

    最終的に主人公は、自販機の中の子と入れ替わる形になるのですが、もし次の子が主人公を買ったらどうなるのか。その辺りも含めてホラーでした。