私と色と
飾った色で
美しくなっても
色は嘆く
人の嘆きを 聞くたび
私が私で いられない
鏡に映った私に
偽りは無い と
言いきれず
自分が嘘に
全てが嘘に
見えてくる
色を失い
無くしたはずなのに
人に付けられた
色に 染まっていく
美しくなく
醜く
綺麗でなく
汚れている
でも 気づく
この色が 私 だと
飾った色など
捨ててしまえ
嘆きは後で 聞いてやる
鏡の姿が
嘘だとしても
いくら人に
染められたとしても
私がいて
私はいる
2006.11.11~2012.07.04
信じるモノを、考えた時に…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます