第23話 学校で
自分のクラスに一人別室で授業を
受けている子がいまして
その子に手紙を届けたりするのが僕の仕事です
友達と一緒にその教室に行くんですが
友達は途中でトイレに行きます
僕はひとりでその子の教室に向かって手紙を渡します
しんどくても忙しくても渡しに行ってます
友達はトイレで笑ってます。
言えば良い子ぶるために着いてきてトイレに行く。
そんな感じです。
そのくせ友達がみんなから褒められます。
僕が頑張ってるのにいっつも手柄?とるし
自分勝手で八つ当たりしてくるし
学校行く時の集合時間自分は遅れるくせに
僕が遅れたら怒るし、みんなに悪くいうし
変にわかってる子ぶるししんどい、もういやや
そう思いながら我慢してきてついに最近爆発して
授業中に大泣き理科担当の先生に連れられ
担任の先生の元へ色々相談して吐いて、
少しだけ気が楽になりました。
先生から見ても○○が頑張ってる。
言ってくれてありがとう。
偉いな、頑張ったな。
と言われて救われた気がしました。
友達はというと、自分のせいとは知らず
呑気に体調でも悪いん?wはよ言えやw
○○ちゃんとこ行くん?ぁ、○○くん居る...!
ついて行く!あ、トイレ行ってええ〜?w
と、
それを見た先生がもうお前は行かんくてええ
トイレならここにあるやろ
わざわざ向こう行かんでもええな?
みんなから褒められて嬉しがっとるみたいやけど
1番頑張ってくれとるのは○○や。
と言ってくれました。
(🫰🏻°ᾥ°)⊃ ギュン!!とはまさにこの事。
先生がいなかったら多分言えなかったことで
本当に有難くて嬉し泣き、久々でした。
その後数学担当の先生に
[外で聞いとったけど、辛かったな。
よぉ頑張ったわ。俺も味方やで。]
と、数学担当の先生はめちゃんこ大好きな先生で
その場に座り込んで泣くくらいでした。
別室の子の所にも着いてきてくれて、
スクールカウンセラーの予約も取ってくれて
本当にありがたかった、そんなお話です。
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