第7話 独り言くらい許して欲しい



独り言ってたまに自然と出る時ありません?

僕はあるんですよね。

今日も朝から母さんと父さんの機嫌が悪く

リビングに降りれず自分の部屋で寝たフリ。


『早く家出たいなぁ』

って口からポロッとでたんですね。

そしたら母さんが上がってきてたみたいで

わざわざ八つ当たりに参られました。


いつものように昔のことを引っ張り出し、

叩いて蹴って満足して降りて、

お父さんに僕にぶたれた、みたいなことを

話して僕を叱らせに来る。


1度でも母さんに手を挙げたことは無いし

暴言も吐いたことは無い。

ずっと我慢して頭の中で言ってますとも、


まぁ、2人共気が済んだのか下の階からは笑い声。

時の流れが遅すぎて辛い。

時間さえ操れたら、なんて非科学的なことを

考えました。



夏休みが終わったらまた水道の水地獄ですよね。

はい、楽しみにでもしておきますかね。

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