秘密基地
重いドアを開け、煤けた布のソファへ座る。古い防空壕を改造した自分だけの秘密基地。誰にも邪魔されずにお菓子を食べる。大好きな時間だ。お菓子を口に入れようとしたその時。いきなりドアから土砂が流れ込む。やめて!僕ここに居るよ!その素直な訴えは重機のエンジン音で無惨に埋め消された。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます