窓際のマドンナ


窓際から彼女が笑顔で手を振ってくれる。俺は彼女の笑顔が大好きだ。幽霊なのに凄く可愛い。霊感が強くて良い事もあるんだな。ヤバい!担任が来る。教科書に視線を移した。担任の先生がゆっくりと近づいて来て俺の耳元で囁く。『鈴木。先生の娘。可愛いだろう。最期まで責任とってくれな。』

ハッとして窓を見ると、彼女の頬は紅潮していた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る