二転三転
芝サカナ
第1話 どうすれば?
公園で休んでいると声がする。どうやら野球のチーム分けをしている様だ。子供は元気で良いものだ。
すると小さな子どもを連れたご婦人が何か言っている。よく聞こえないが、どうやら野球なんて危ないと言っているらしい。危険なら貴方が離れなさいと言いたいが、辞めておこう。
おや、子どもたちは今度は鬼ごっこをするらしい。これならボールも無いし危なくない。良かった良かった。
また何か聞こえる。おじさんの怒鳴り声だ。何々?お前らうるさい。少し静かにしろ、と。何を言うのだ。元気があっていいじゃないか。まぁ捉え方は人それぞれだからな。しかし子どもが可哀想だ。それじゃ何も遊べないではないか。
今度はゲームをするのか。わたしもよく遊んだなぁ。久しぶりに買ったってみるか。
おや、今度はお爺さんが話しかけているぞ?なんだろう?わしらが子どもの頃はゲームなんか無く、外で走り回って遊んだものだ。いつからこんなになってしまったのだろう、だって。
子どもたちやりたい遊びが否定されたばかりなんて可哀想だ。さてどうしよう?
次回は12月3日発売「続けて読本」
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