悪徳弁護士を探しているって話を、霊能巫女・柊ちゃんに相談した。

柊「ウチの神社を乗っ取られた時の悪徳弁護士はもう死んでるけど…」

あー死んでるんだ。じゃあゾンビ化するか？死霊を使役するか？

柊「…死んだ人間にも罰を与えられるんだね。盲点だった…」

なんか柊ちゃんがダークな表情でブツブツ言ってる。

柊「復讐対象から、死者は除外してた。失敗した。」

えー。復讐は続く！的な？

そんな事より。悪徳弁護士！

柊「…ああ。死んだ悪徳弁護士をゾンビ化とかしても、死んでいるから法律事務扱えないよ。そっちは無理だと思う。」

まじかー残念。

柊「法的にまだ生きてる悪徳弁護士を使いましょう。」

いるの？

柊「不法投棄してた廃棄物処分会社の顧問弁護士やってたクズがいます。」

まじかよ。

柊「馬霊を突っ込んで思考を奪い、使役しています。あれなら使えるはずです。」

早速呼び出して！

ゴーストタウン・プロジェクトの顧問悪徳弁護士にするから。

柊「…今、そいつ競馬場で使役しているので。行きましょう。」

え？競馬場？営業休止になってるあの？

そんなところで悪徳弁護士？使役？

まあいいか。

競馬場の様子も見に生きたかったし、ちょっと行きますか。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい