8/11 MTG
今日はMTGArenaやる。
まえ名前出したときはとくに説明なかったけどMTGArenaは「Magic: The Gathering」(マジック:ザ・ギャザリング)っていうカードゲームをPCとかスマホでできるデジタルカードゲームで。基本無料でお手軽にできる。
ルールはまぁわりと簡単で基本は1ターンに1回カード引いてカードつかってクリーチャー召喚したり呪文唱えたりして最終的に相手のライフ20点を先に削り切ったほうの勝ち。
ガチデッキ組んで上のランクめざしたりすきなデッキつくってあそんだりいろんなたのしみかたあるけどおれはどっちかというと後者。環境デッキ握るよりは自分なりのデッキつくってプレイしたい方で。今日も適当にデッキ組んでみる。
だいたいデッキ組む時はなにをしたいデッキなんか考える。これは小説書くんにも似てるよなって最近思う。なにをしたい小説なのか。それ考えてから書くことが多い。デッキも同じ。まずはコンセプト決める。(こっからはもうひたすらデッキ考えてくので興味ない人は飛ばして)
今回軸にするのはこのカード。
《大火槌の放火魔》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000225/555319/)
このクリーチャーは1マナ払ってタップすることでそのターン生け贄にささげたパーマネント(クリーチャーとか土地とかなんでもいい)の数分だけダメージ飛ばせるカード。
1マナとタップが必要なうえにこのカードとは別に生け贄にするカードと生け贄にする手段まで用意せなあかんのでハッキリ言ってうと強くはない。てか弱い。すくなくとも構築ではほとんど見ることないカードやけどだからこそつかってみたい。
まず生け贄は宝物で確保する。宝物っていうのはカードの効果で生んだりすることができるモノでタップして生け贄にささげることで好きな色のマナ生み出せる。自分自身で生け贄に出来るうえに《大火槌の放火魔》がダメージを飛ばすために必要な1マナまで出してくれるんで最適な組み合わせ。まこれはカード作ってる側もそういうふうに想定してつくってるいわゆる「デザイナーズコンボ」やな。
ただ宝物1個だけだと結局1点ダメージしか飛ばせんし非常にザコ。なのでもっとおっきい点飛ばせるよう大量の宝物生むなり。べつの方法考えんとあかん。
そこで出てくるのが《厄害のルーン》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000201/503717/)。このカードはクリーチャーに「接死」という1点でもダメージ与えたクリーチャー殺す効果を与えられる。これで《大火槌の放火魔》に接死つけるとたとえ1点ダメージでも相手のクリーチャー破壊できる。どんなおっきいクリーチャーでも。
ここで《大火槌の放火魔》の効果が活きてくる。ふつうクリーチャーのダメージ飛ばす効果ってプレイヤーに直接飛ばすもんが多いねんけど。《大火槌の放火魔》は相手のクリーチャーにも飛ばせる。つまり接死つければ場合によっては毎ターン相手のクリーチャー1体破壊できるクリーチャーになるわけで。そうなるとさすがにつよい。(と。じつはこのコンボ自体はまえに似たようなん組んだことあって。おれがやってる「スタンダード」ってフォーマットではもう使えんくなったけど『イコリア:巨獣の棲処』ってパックがあったころには《ヤマオウム》に同じように接死もたせて1点ダメージ飛ばしてた。しかも《ヤマオウム》はダメージ飛ばすのにマナ不要で接死の確保もいまより簡単やったから。単純に劣化版よなー……ってのは考えんことにする)
基本線はこれ。あとはこのコンボに相性いいカード探してく。《黄金犬》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000225/555309/)は自分自身が宝物な上に先制攻撃って接死と相性いい効果持ってる。たとえば1/1のこのクリーチャーが3/3のクリーチャーと戦うと接死もっててもふつうは相打ちなるけど。先制攻撃は「先に」攻撃するんで先に即死の1点入れて一方的に相手のクリーチャー破壊できる。
あとは《命取りの論争》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000213/527381/)もまぁ相性いい。コンボ決めるためには《大火槌の放火魔》と《厄害のルーン》そろえんとあかんのでドローしたいこのデッキのドロー手段になってくれるうえに生け贄もしてくれるしさらに宝物まで生んでくれる。
《鼓動盗み、ザグラス》も入れとこ。マナは重いけど自分の全クリーチャーに接死つけてくれる。《厄害のルーン》だけやと4枚しか入れられんからどうしても引ける確率低い。第2の接死付与手段としていいやろ。
あとは宝物確保手段として
《隠棲した絵描き、カレイン》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000213/527512/)
《土建組一家の調達者》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000225/555322/)
《厚顔の無法者、マグダ》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000201/503754/)
などなど入れてく。
ただ。これだけやと決定力が無い。
相手のクリーチャー好き勝手破壊できても肝心の相手のライフ削るには接死は役に立たんし《大火槌の放火魔》では力不足。やから相手のライフ削る要員が必要。
そこで《黄金架のドラゴン》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000201/503751/)入れる。これと《隠棲した絵描き、カレイン》の組み合わせはめっちゃ強力。宝物分強化されたパワーで速攻で殴りかかってくる上に後続用の宝物まで生み出してくる化け物(しかも宝物1個でカレインが生み出す1/1カウンター倍にしてくる)。これだけでゲーム決まる組み合わせ。(てかどう見ても《大火槌の放火魔》のコンボよりつよい)
あとは雑につよい《蜘蛛の女王、ロルス》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000213/527399/)とか《燃え立つ空、軋賜》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000223/548436/)とか第2のダメージ飛ばし手段として《貪る混沌、碑出告》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000223/548397/)入れて。《大火槌の放火魔》とかが殺された時に復活させる手段として《屍体洗浄屋》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000225/555269/)とか《雪上の血痕》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000201/503687/)も入れてみる。
それから除去として《悪意の熟達》(https://mtg-jp.com/products/card-gallery/0000203/513541/)入れて。うん。デッキになってきた。
とりあえずランク戦じゃないプレイで回してみる。
思ったより悪くない。てか勝てる。もちろん負けるときは負けるけど白緑エンチャントとか白赤ビートダウンとか強そうなデッキにも善戦したり勝てるときは勝てる。
あくまでファンデッキの域出んかなー思ってたけど案外ありなんかも。まぁランク戦いったらタコ負けするかもやけど。
てか《大火槌の放火魔》以外のカードがつよいんか? 赤黒宝物はちょっとまえの環境やけど大暴れしてた印象あるし。ただ《大火槌の放火魔》出すとわりとヘイト買ってくれるし接死コンボ決まることもあって全然役に立たんって感じでもなかった。
あとやっぱ選択肢多いデッキって感じで回してておもろいなー。相手のデッキ次第で序盤から攻めるか序盤は守るか決めてどのタイミングで生け贄にするかとかなにを勝ち手段にするかプラン決めてやる感じ。いい。回してておもろいデッキがやっぱいいよなー。
とりあえず愉快に勝てたとこでおわる。はぁーおもろい。また気が向いたときにデッキつくりたいな。
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