白昼夢 2022.7.13

涙で焼けた頬をみせて

嗚咽で腫れた頬をみせて

無理して目開けた僕の声

君は抜け殻のように笑った

幸福もどき、 ありがたい

愛を笑うには遅すぎた

愛を歌うには擦れすぎた

僕らはまだ昼のそこ

自意識の外側で相対

煢然たる影が重なる

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