空「塔の上のラプンツェル」
空「原題を見て思うのが、短けりゃいいってもんじゃないだろうと。カールじいさんとか」
あ「Upって」
空「ピクサーそういうところある、過分に」
あ「ラプンツェル、めちゃくちゃ売れたんですよね」
空「すっごい肌感覚だし、一個前のプリンセスと魔法のキスを見てないから無責任なんだけど、この頃から作風変わった気がする。なんというか、姫が強い」
あ「守られなくなった、というのはよく聞きますが」
空「でも展開が早い。もっと、りんごを食べるか食べないかで1時間使って欲しい」
あ「カイジだってもっと巻きますよ」
空「面白いし評価が高いのはわかるんだけど、ユージーンの行動原理が……いや伝統のボーイミーツガールだしガールミーツボーイなんだけども」
あ「惚れた弱みですよ」
空「それを言われちゃおしまいなんだけど……なんか納得がいかない。絵は綺麗だし歌もいい! あの灯籠流しのシーンなんてすごいと思うけども!」
あ「ところどころおっさんがいますよね」
空「なんか腑に落ちない」
あ「あかりから一言」
空「どうぞ」
あ「どっちか不細工だったら初手解散してる」
空「あー」
あ「古き良き展開なので仕方ないところはあると思いますが、そうじゃない風を装って頼り切って、不自然に目を背けてる感じはしますね」
空「ファンタジーってだいたいそうね。シータがあんな美少女じゃなかったらパズーも見送るものね。でもユージーンのキャラデザ、最高のイケメンを目指したって言ってるし、少なからず美男美女だからってのは公式も言ってそう」
あ「過分に」
空「わかった。気に入らないの綺麗事で収めようとしてる世の中だ。もっと声高に言ってしまえ。ルッキズムいぇーい」
あ「子供向け映画に何を本気になってるんですか……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます