あ「墓標と血煙」

空「嘘は観ないの?」

あ「次元と五ェ門が好きなのであって、とくに……」

空「それはわかる」

あ「はぁ……好き」

空「意外」

あ「格好良くないですか? 美味い煙草が吸いたいだけって。人生で何回いえるんでしょうね」

空「立派な仕事人になってからじゃない?」

あ「暗殺者ってことですか?」

空「誰が藤田まことの話をしているのよ」

あ「吸いてえ……美味い煙草が……」

空「よく言うのは」

あ「なんです?」

空「一仕事したあと、ベッドの上で吸うの煙草は美味い」

あ「それチャラ男の言説じゃないですか」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る