あ「D.M.C!D.M.C!」
空「この世の全て」
あ「雑すぎる論評ですね」
空「『デトロイト・メタル・シティ』には全てが詰まってて、それが辛い」
あ「すっごい王道でしたね。ファン引き連れて都内走るシーンは『キタコレ!』ってニヤニヤが止まりませんでしたが」
空「私がぼっち・ざ・ろっくを見れていない理由に、諦めた人生の、夢が超超高解像度で再現されていて刺さるっていうのがあるんだけど、まさかここでも被弾するとは思わなかった」
あ「デスメタルやりたかったんです?」
空「自分にも何か光る才能があるって信じたくて、その才能で世界を変えてみたかった……」
あ「それ言えるの10代だけですよ」
空「胸に抱えつつも折り合いをつけて、時々狂ったように泣きたくなるのが大人なの」
あ「碌なもんじゃないですね」
空「いやほんと」
あ「あかり的にはクラウザー親衛隊みたいな、趣味に没頭できる先と仲間があるのは羨ましかったですね。微笑ましかったです」
空「あら、私は?」
あ「……たまにそういうこと言うの、ずるいですよ」
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